セミナーの5.1.9 D Type フリップフロップに関しまして
外部からの非同期信号をDフリップフロップに取り込む際、セットアップタイムやホールドタイムを保証できない場合の対応策がございましたら、アドバイスいただけませんでしょうか。
tomi様、ご質問ありがとうございます。また、ご回答が遅れてしまい申し訳ありません。
具体的にどのような非同期信号をDFFに取り込むことを考えているかご教授いただくことは可能でしょうか。
詳細な情報があれば良い対応策が提案できるかもしれません。よろしくお願いいたします。
yuseke様
いつもお世話になっております。
ご連絡ありがとうございます。
スイッチを人が押して生成される信号(チャタリングは除去した状態)を想定しております。
お忙しいところお手数をお掛けいたしますが、
アドバイスの程よろしくお願い申し上げます。
tomi様、お世話になっております。
ご返信ありがとうございます。
ちなみにクロックはどのような信号になるのでしょうか。
クロックの周期が長く、ちょうどスイッチから生成される信号の変化点とクロックの立ち上がりが重なることを懸念しているということでしょうか?
yuseke様の仰られるとおり、クロックの立ち上がりとSW入力の状態変化が重なることを想定しております。
tomi様、ご説明いただきありがとうございます。
GPAK独自の機能で対策することは難しそうです。
対策としては後段にDFFを追加で用意して、二つ目のCLKで確実に取り込むという方法が考えられますがいかがでしょうか?
yusuke様
アドバイスいただきましてありがとうございます。
GreenPak独自の機能による対策は困難で、
PIN4からの同一クロック供給のDFFを2段に構成し、
PIN3の入力信号を同期化する旨、承知いたしました。
お忙しい中、ご教示いただきましてありがとうございました。
tomiさん横から失礼します。スイッチのチャタリング除去ならば、確かに DFF 2段重ねが FPGAではよく取られる方法です。ですが、GreenPAKなら CNT/DLYブロックで除去が可能です。# ここはルネサス様のサイトなのでセミナー資料を貼っても良いかな? セミナー中に貼ってもここに公開されたし…
10/10からのセミナー「GreenPAK内蔵コンポーネントの設定方法と動作のご紹介」中に紹介されると思いますので、ご参加されては如何でしょうか?
SGNM様
GreenPAKのCNT/DLYブロックによるチャタリング除去をご教示いただきましてありがとうございます。
また、「10/10~ GreenPAK内蔵コンポーネントの設定方法と動作のご紹介」を
ご紹介いただきましてありがとうございます。
受講を申し込みました。
リカルドです。
クロックとデータが同時に変化しても、HかLになるか不確定と言う問題だけのように思えます。 ところがメタステーブルと言って、出力が不安定になり、HかLに落ち着くまで時間が掛かります。 インターネットで「メタステーブル」で調べてみて下さい。
スイッチ入力なら、このフォーラムの「長押し判定の方法」を参考にしてみて下さい。
リカルド様
メタステーブルは、クロック周波数にもよると思いますが、
遅いクロックであれば、1クロック以内でメタステーブルによる出力発振が収束するため、
D-FF2段にてセットアップタイム/ホールドタイムを満足して、
非同期入力信号を同期化して取り込むことが出来る旨、理解いたしました。
「長押し判定の方法」も活用させていただきます。