デバイス、SLG46826Gの内蔵のOSC2(25MHz)で精度が不足するため、GreenPAKの外側に水晶振動子(12MHz)及びコンデンサを配置し内部のLUTを発信器用のインバータとして使用することはできますか?できたクロックをPIN8経由でOSC2のEXT-CLTに入力し使用したいと考えています。
FPGAのLUT(LEと言うのがいいかな)でこういうやり方はダメな方法としてマクニカが記事を書いています。https://www.macnica.co.jp/business/semiconductor/articles/intel/133346/FPGAではクロック専用バッファのピンが専用で用意されていることも踏まえて考えると汎用のLUT部分には適さない使い方だろうと思います。と言っても中の人が大丈夫と言えば大丈夫だろうけどアプリケーションノートも特になし。一つ言えるのはクリスタルをドライブする電源は他のロジックと同じですので、他の回路ロジックに影響、または逆に他のロジックの動作でクロックが不安定になることが想像されます。
Yamamotoさん ありがとうございます。NAKAです。実際やってみましたが、動作はしました。本当に良いか悪いかは判断がつきませんね!renesasさんに聞いた方が良いですね!中の人っぽい、Mutaraさんとかyusukeさんとか登場してくれないかな?(^_^;)
①無安定マルチバイブレータ
②水晶振動子
周波数の揺らぎの評価ができる装置がないと良し悪しは確認できないですもんね。他のロジックがなければVccの安定度に依存した状態で使えそうに思いますが、空いているLUTにロジックを追加すると内部の発振に使っているインバータの閾値がVccの変動につられて変化しそうな気がします。それでも内臓OSCのプラマイ1から2%の誤差よりは良くなるかもしれませんね。求めるスペックが内蔵OSCよりって話なら良い方法かもしれません。私なんかは水晶発振器を使えばいいのではと思います。
Yamamotoさま いつもありがとうございます。動画フレームの同期信号っぽいので、ジッタも気になりますね。とりあえず、Renesasにチケット送ってみました!>私なんかは水晶発振器を使えばいいのではと思います。⇒そうなんですけど、たまたまそこに、よさげな12MHzのXtalがあったので........(^_^;)
GreenPAKに限りませんが、ロジックICをそのまま発振回路に使うとゲインが高すぎるため、 1) 水晶の破損 2) 3次や5次共振点での発振(異常発振)が起こりやすくなります。またYamamotoさんも指摘されてますが、共用する事で 3) 他のロジック信号がクロックに混入しやすくなります(発振回路はアナログ動作のため、微弱ノイズも増幅してしまう)。マイコン等の発振回路ならばそれなりの考慮をして IC内部を設計していると思いますが、普通のロジックICにそれらは期待できず、かなりの冒険設計になってしまいます。(この一般論だけではなんですので…)1. GreenPAKには AnalogPAKシリーズがあり、OPAMP内蔵製品があります。その OPAMPを発振回路に使うのも1案です(BWに注意、12MHzは厳しいかも)2. えっ! オペアンプ入りの GreenPAKなぞ使いたくない!? そんな NAKAさんの為に、コンパレータをオペアンプとして使う方法があります :-)https://www.renesas.com/en/document/apn/cm-223-over-current-latch-low-side-senseもし試したら、結果を教えて下さいまし(^^;
オマケGreenPAK Designerのシミュレータは一応 SPICEシミュレータですので、水晶発振回路ならシミュレーション出来ると思います。 水晶振動子のシミュレーション【SPICEシミュレーション連載講座】 www.marutsu.co.jp/.../detail.php
(求む、74シリーズのシミュレーション方法)(^^;