はじめまして、質問させてください。
①5章と6章でRAMとNVMに設計情報を入れてエミュレーションを行っていますが、これらの違いはなんでしょうか?
②6章ではNVMに書き込みをしています。ベースダイによってはEEPROMも選択できるそうですが、NVMとEEPROMの違い、それぞれの利点は何でしょうか?
③6章のNVM書き込みで、一度[Program]で書き込んだ後、回路に変更があった場合は再度書き込めるのでしょうか?
教えていただければ幸いです。宜しくお願いします。
nmx様、ご質問ありがとうございます。回答が遅れ申し訳ありません。
GreenPAKはNVMに回路情報を書き込み、電源を投入するとその情報がRAMに展開され、RAMの情報通りに内部回路が構成される仕組みです。NVMに回路情報を書き込まず、直接RAMに回路情報を書き込んで動作させることもできます。
NVMは基本的にOTPなので、一度しか書き込めません。しかしEEPROMのラインアップを選択すれば複数回の書き換えが可能です。
一度Programで書き込んでしまうとEEPROMのラインアップを除き、書き換えは出来なくなります。
不明点あればお気軽にご質問ください。よろしくお願いいたします。
yusuke様、返答遅れ申し訳ありません。ご連絡ありがとうございます。
NVMに関して、了解しました。
またそれに関連して質問なのですが、「6.4.2 設計情報を内蔵NVMに書き込む」ではNVMにプログラムが書き込まれ、「Test Mode」で実行されています。ここではNVMに書き込まれていますのでOTPと思いますが、この「Test Mode」は何に使う機能なのでしょうか?EEPROM書き込みでも「Test Mode」は実行可能でしょうか?
宜しくお願い致します。
nmx様、ご質問ありがとうございます。Test Modeですが、これはすでにNVMに書き込まれている回路情報をRAMへ展開して動作させる機能になります。これはOTP品、MTP品どちらでも実行可能です。
yusuke様、ご回答ありがとうございます。了解しました。ではTest Modeが「NVMやEEPROMに書き込まれている回路情報をRAMへ展開して動作させる」Emulationが「PC上の回路情報をRAMへ展開して動作させる」という理解で合っていますか?
nmx様、はい、ご理解の通りになります。
yusuke様、理解できました。ありがとうございました。