SH7145F フラッシュに焼かれた const データが化ける

当社製品に搭載して出荷後5年以上正常に動作しておりました HD64F7145F50 の動作が突然おかしくなりました。

症状を確認しましたところ、以下のような状態でした。

 

【データ化けの内容例】

1.sprintf() の書式文字列中の文字 ' '(スペース:\x20)が '!'(エクスクラメーション:\x21)に化ける。

2.sprintf() の書式文字列中の文字 'h'(小文字エイチ:\x68)が 'i'(小文字アイ:\x69)に化ける。

3.sprintf() の書式文字列中の文字 'T'(大文字ティー:\x54)が 'U'(大文字ユー:\x55)に化ける。

 

4.sprintf() の書式文字列中の文字 ','(カンマ:\x2c)が '-'(ハイフン:\x2d)に化ける。

5.if 文の判定式中の定数 3 が他の値に化けている。(動作解析では、値がいくつに化けているか判明しません)

 

フラッシュの const データ領域のあちこちにビット化けが発生しているような症状です。

どのような可能性が考えられるでしょうか。

 

 何か、フラッシュの特定領域のビット線(ビット 0)が正しく読めていないような気がします。

プログラム自体は動作しているので、コード領域ではこういう化けは発生していないものと思います。

 

以上、何かご存知の方がいらっしゃれば宜しくお願いいたします。

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  • 見込まれていた摩耗故障あるいは偶発故障では?

    5年間(43,800時間)高温通電していれば配線層が切れてもおかしくないと思います。
    また、5年間2時間おきに動作していれば、温度サイクルが10,000回を越してやはり配線層が切れても不思議はないと思います。

    偶発故障期の故障率が100FITなら43,800時間で228台を動作させて1台の故障なら43800*228≒1E9/100になるのでつじつまが合います。

    予定通りの故障が発生することや予定通りの寿命になることが日本製品の品質の高さの象徴として良く引き合いに出されます。部品取引契約の目標故障率や品質水準と実際の発生率を比較確認する必要があると思います。
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  • 見込まれていた摩耗故障あるいは偶発故障では?

    5年間(43,800時間)高温通電していれば配線層が切れてもおかしくないと思います。
    また、5年間2時間おきに動作していれば、温度サイクルが10,000回を越してやはり配線層が切れても不思議はないと思います。

    偶発故障期の故障率が100FITなら43,800時間で228台を動作させて1台の故障なら43800*228≒1E9/100になるのでつじつまが合います。

    予定通りの故障が発生することや予定通りの寿命になることが日本製品の品質の高さの象徴として良く引き合いに出されます。部品取引契約の目標故障率や品質水準と実際の発生率を比較確認する必要があると思います。
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