使用するデバッグコネクタ FTSH-105-01-L-DV-007-K
使用するデバッガ E2 Lite
P300_TCK_SWCLK P108_TMS_SWDIO P109_TDO_SWO_MOSIA_B P110_TDI_MISOA_B
上記信号についてですが、通常デバッグではSWDのためP300_TCK_SWCLKとP108_TMS_SWDIOがあれば可能という認識でよいでしょうか。
SPI(Master)を2つ使いたいのでP109_TDO_SWO_MOSIA_B と P110_TDI_MISOA_B が必要になりました。
・P109_TDO_SWO_MOSIA_B(出力)についてはSPIデバイスとデバッグコネクタ両方に出せばいい
・P110_TDI_MISOA_B(入力)についてはSN74LVC2G157DCTRでデバッグ/SPIデバイス選択式にしてnA/BセレクトをIOピンに接続してプルダウン(A側デバッグ/B側SPIデバイス)
この認識であっているか確認したく、よろしくお願いします。
>通常デバッグではSWDのためP300_TCK_SWCLKとP108_TMS_SWDIOがあれば可能
可能だと思います。
RA6E1 イーサネット送信 RA Serial Bootインターフェース接続とは?
の話ですが、TrustZone対応マイコンで、セキュア、NSC、非セキュアの領域設定を行う際に、TXD9/RXD9(P109, P110)の接続が必要です。
領域設定は、RFP等で別途行う。デバッグ時には、領域変更が行われなくても問題ないという前提であれば、SWCLK, SWDIO(及びRESET)の接続で問題ありません。
(P109をRFPなどが使用している時、SPIデバイスの方に信号が漏れても問題ないのであれば、P110はセレクタを入れるなり、オープンドレインでぶつけるなり、ジャンパを入れておくなりしておけば良いかとは思いますが。)
(普段、TXD9, RXD9をPCと接続してシリアル通信を行いつつ、デバッグはSWDで行っています。→デバッグ時、P109, P110はフリーに使ってます。)
ありがとうございます。
MDとSWDCLKは0Ωで接続しています。
RFP使用時にSPIデバイスに漏れるとしてもnCSをプルアップしているので大丈夫だと割り切っています。
P109/P110を別用途で使う
→デバッガ接続時には使えない
という、謎の考え方に囚われていました…。すみません。
P110をセレクタ等で、SPIデバイスから切り離せるようになっていれば、デバッガ接続時にはP109/P110を領域設定に使用して、ユーザプログラムが動き始めてからは、P110をSPIで使用するという使い方が出来ます。
(MD-SWCLKの接続はオプションではなく必要ですね。)
(私は、普段P109/P110をUARTで使いつつ、デバッガ接続のタイミングでも問題無く使えているので、自分は両立する使い方をしておきながら、他人には二者択一を強いるという、謎の押し付けをして申し訳ありません。)
(なお、FSP5.5.0+e2studioの環境では、E2を使った場合は、起動時の領域設定に成功するのですが、E2Liteだと失敗します。E2Liteでも出来ないはずはないですので、そのうち出来る様になると思います。今のところは、E2Liteの場合は、RFPでの設定が必要です。)
>E2を使った場合は、起動時の領域設定に成功するのですが、E2Liteだと失敗します。
失敗するのですね。私の回路ミスだと思ってました。(RFPで設定できるから気にしてませんでした)
FSP5.6.0では、E2Liteでもデバッガ接続時の領域設定に成功する様になりました。
5.6.0で改善されたとの情報ありがとうございます。今ちょうど基板デバッグ中です。
ETHとUSB(PCDC-Loopback)が動作しました。
今回の基板ではリセットICを入れたからか "RA Boot"のCDCデバイスが 見えるようになりました。