梅沢技研 長谷部と申します。
お世話になります。
今までRX63Nシリーズを多機種で採用していたのですが、新機種でRl78G15も
使用したく新規プロジェクトを作成してみたのですが、以下を教えてください。
所有しているライセンスは、以下となります。
Compiler Standard V2 for RX (CC-RX) ノードロック・ライセンス(permanent)
★質問1
RL78でコード生成を使用したいのですが、表示されません。
以下のプラグインはONしています。使用するための手法を教えてください。
コード生成プラグイン V4.08.06.01 [28 Oct 2022] デバイスドライバを自動生成するプラグインです。
(V850, 78K0, 78K0R, RL78/G12, G13, G14, G1A, I1A, L12, F12, F13, F14用) コード生成/端子図プラグイン V2.10.07.02 [08 Nov 2021] デバイスドライバを自動生成および端子配置
★質問2
ビルドをすると以下ワーニングが出るのですが、現在所有しているのはRX用のライセンスなので
評価版状態となっているためで、有償版にしたい場合は追加でRL78のライセンスを購入する必要ある
と想定しましたが正しいでしょうか。
W0561018:The evaluation period of CC-RL V1 is valid for the remaining 60 days. After that, functional limit will
be applied. Please consider purchasing the product. W0561520:"user option byte" in ".option_byte" created by device file W0561520:"on chip debug" in ".option_byte" created by device file W0561018:The evaluation period of CC-RL V1 is valid for the remaining 60 days. After that, functional limit will
be applied. Please consider purchasing the product.
CC-RXはRXマイコン用のコンパイラであってRL78用ではありません。おそらくツールにバンドルされるCC-RLが評価版状態で使えていてその警告メッセージです。
CC-RXとCC-RLは別のコンパイラです。コンパイル警告はCS+やe2studioをインストールしたときに一緒にインストールされたCC-RLが動いているだけです。CC-RXは関係ありません。なんだったらWindowsのインストールしたアプリケーションを確認してみてください(アプリと機能、から)Renesas RX Compilerと別にRenesasのコンパイラがインストールされているはずです。 まずはドキュメントを読んでください。
CC-RXhttps://www.renesas.com/jp/ja/software-tool/cc-compiler-package-rx-family#overview
CC-RL
https://www.renesas.com/jp/ja/software-tool/c-compiler-package-rl78-familyなお、コード生成はコンパイラの機能ではありません。RL78用のスマートコンフィギュレータhttps://www.renesas.com/jp/ja/software-tool/rl78-smart-configurator#documents
jk said:CC-RXはRXマイコン用のコンパイラであってRL78用ではありません。おそらくツールにバンドルされるCC-RLが評価版状態で使えていてその警告メッセージです。
早速の御回答有難うございました。HELPのバージョン情報には
Compiler Standard V2 for RX (CC-RX) が表示されていますが、実際は評価版で使えている
状況と理解しました。有難うございます。
又、★質問1の関してですが、RL78G15は従来のコード生成は非対応でスマートコンフィグレータを
使用する必要があるのかと想定していますがご存じであれば教えて頂けると助かります。
上記認識となった理由としては、当初プラグイン設定画面で以下をチェックするとG15でも使用できると
考えてましたが、プラグインしても表示されません。
コード生成/端子図プラグイン(RX コード生成プラグインに記載のないRL78用)
そこでスマートコンフィグレータをインストールしたところ、似たような事が出来る事を確認しました。
希望としては、RL78G13等で使用できる従来のコード生成になれており、こちらを使用したい希望
があります。。。。
チョコです。
スマートコンフィグレータは従来のRL78の環境と比べると、かなり変わってしまっているので、最初はとまどいます。何しろmain.cがほぼ空っぽですし、内蔵周辺機能(コンポーネント)用の生成コードがバラバラのディレクトリに分かれてしまっていて、おまけに生成された関数の名前がやたらと長くなっているのでいやになりますが、各コンポーネント毎に全て生成するか初期設定だけ生成するかが選択できるようになっています。また、割り込みで使用するレジスタバンクを設定できるようになっているのも便利です。
先日以下のようなルネサスドキュメント更新通知がきていたので、そのうちに従来のRL78/G13もスマートコンフィグレータになるのかもしれません。
今から、慣れておくのがいいでしょう。
ちなみに、サンプルプログラム等に「RL78G15-FPBで、I2Cによるセンサー制御とデジタル入出力を使ったLCD制御」を投稿しましたが、main.cはできるだけ従来の構成にしています。
以上
有難うございます。
ご指摘頂いたとおり、いろいろスマートコンフィグレータを触って慣れようと思います。
有難うございました。