こんにちは、うさぎと申します。
RL78/G1Pのハードウェアマニュアルにある「パワーオン・リセット回路(LVDオフ時)」のタイミングチャート(図 1)(P622)について質問です。
図の左側では、電源電圧(VDD)がVPOR(1.51V typ)に達してからの「電圧安定待ち時間」や、その後の発振器の安定待ちなど、パワーオン時の流れが示されているように見えます。しかしその中に「外部リセット解除時のリセット処理時間(注3)」という記載があり、注3にも「RESET信号をHighにしてからの処理時間」と明記されています。パワーオン時は、通常、外部からRESET信号を操作していないはずですので、この「外部リセット解除時の処理時間」がなぜパワーオン時にも適用されるのかが腑に落ちず、混乱しております。
これは、パワーオンリセット後の内部処理が、外部リセット解除後の処理と共通であるために、表現上そうなっているのでしょうか? それとも、パワーオン時にたまたまRESET端子がLow→Highになるような運用を想定しているのでしょうか?
実際の動作イメージと、ドキュメント上の意図についてご説明いただけますと幸いです。
ご回答いただいた皆さま、ありがとうございました!
今回、私の質問の意図がやや分かりづらかったかもしれませんが、お寄せいただいた説明から「RL78では、LVDオフの場合パワーオン時にもRESET端子の操作が前提になっているため、図や記載に“外部リセット解除時”の表現が混在している」と理解することができました。
ユーザーズマニュアルの文書としての構成に多少のもやもやは残るものの、RL78の設計思想や運用前提がそういうものだということが掴めて、ひとつ納得できました。
忙しい中コメントいただきありがとうございました!