基板に実装したRX26TマイコンにE1にて書き込みを行いました。
3台中2台は書き込み成功するのですが、残りの1台が下記のエラーとなり失敗します。
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ツールから切断します。エラー(E1000004): デバイスで送信データエラーが発生しました。 (Command: 13, Response: C2)「www.renesas.com/rfp-error-guide
3台中2台成功しているため、書き込み装置や結線の問題ではないと考えています。
また、エラーとなる1台については「消去>>書き込み>>ベリファイ>>チェックサム」のコマンドを実行しており、
消去のコマンドは正常に終了し、Code Flashへの書き込み時に上記エラーが発生します。
上記URLにて、「通信が安定していない可能性があり、通信上にノイズがないことを確認してください。」との記載があったため、
FINE、RESET、VCC(5V)端子をオシロスコープにて確認しましたが、書き込み成功するマイコンと比較して、電圧低下や波形のなまりなども見られませんでした。
エラー情報の「 (Command: 13, Response: C2)」の内容が不明ですが、対処方法についてご教示お願い致します。
プロトコルは、「2 wire-UART」「FINE」のどちらでしょう?
通信速度を変えてみて、書き込みを試してみてもらえませんか。通信速度が高速な場合は、たまに通信エラーが出るチップに出くわすケースがあります。
FINEの場合は、(私の見る限り)E1とE2/E2Liteで多少CLOCK/DATAのタイミングが変わっていて、E1ではエラーとなるチップでも、E2/E2Liteだと問題ないという事が多いです。
RX26Tなどは、書き込み時、HOCO(あまり正確ではないクロック)がベースになっています。でも、最初にE1から9,600bpsで0x00を送って、マイコンはそのLパルス幅をベースに通信速度(ビットレートレジスタ値)を決めるので、仕組み的にはHOCOのバラツキには影響しないようになっています。でも、2Mbps程度の速度となると、チップの個体差でたまに通信エラーが出るように思えます。(出現頻度は低いですが、ダメなチップは特定の速度では通信が通らない。通信レートを落としたり、NGとなる設定以外の速度だとOKになったりする。)
cacap99さん、tfさん、回答ありがとうございます。
プロトコルは「FINE」を使用しています。
通信速度を落としたところ、書き込みできました。ありがとうございます。