RZ/A1のデバイス名末尾「_DualSPI」について

RZ/A1の一部でデバイス名の同じ型番の末尾に「_DualSPI」のあるものがあります。

例:

 R7S721000
 R7S721000_DualSPI

これは何が違いますか?

例えばe2studioから新規プロジェクトを作成する際、ターゲットデバイスとしてどのような基準で選択すればよいのでしょうか?

Parents
  • Dualとそうでないものと両方でプロジェクトを作ってdiffを取ると、ビルドオプションもソースコードも違いはなく、ただデバイス名が違うだけでした。一方Segger J-Link(のDLL)ではDualありなしのデバイス名を区別するようになっています。
    以上の事からデバッガ経由で書き込み(ダウンロード)を行う際に最初からdualモードでアクセスできるようにするためにデバイス名で選択できるようにしていることが察せられます。(Seggerのローダではデフォルトはシングルになっています)
    実装するメモリの種類とボード上での実装に合わせて選択すれば良いでしょう。
    ボードがdualで使える実装になっていればどっちを選んでも動かないと言うことはないと思います。

  • そうそう、Okra さんのコメントを見て、RZ/A1 の内蔵 ROM のファームウェアに関連する注意事項に気付きました。

    • RZ/A1 の内蔵 ROM のファームウェアは、(多分)フラッシュメモリが Single か Dual かを判別出来ないので、Dual の場合であっても、ブートモード3で実行ロードする対象のブートプログラムは、1個目のフラッシュメモリのみに書き込む必要がある
    • 同ファームウェアは、アドレスフィールドが3バイトの READ コマンドを発行するので、ブートモード3で実行ロードする対象のブートプログラムは、フラッシュメモリの先頭から 16 MB 以内の領域に書き込む必要がある
Reply
  • そうそう、Okra さんのコメントを見て、RZ/A1 の内蔵 ROM のファームウェアに関連する注意事項に気付きました。

    • RZ/A1 の内蔵 ROM のファームウェアは、(多分)フラッシュメモリが Single か Dual かを判別出来ないので、Dual の場合であっても、ブートモード3で実行ロードする対象のブートプログラムは、1個目のフラッシュメモリのみに書き込む必要がある
    • 同ファームウェアは、アドレスフィールドが3バイトの READ コマンドを発行するので、ブートモード3で実行ロードする対象のブートプログラムは、フラッシュメモリの先頭から 16 MB 以内の領域に書き込む必要がある
Children