Hewのデバッグメニューにアンロードという機能がありますが、これは、ダウンロードの逆。
つまり、ターゲットデバイスからホストPC側にデータを読み込めるということでしょうか?
チョコです。
Hewは使ったことはありませんが、アンロードはデバッグするプロジェクト(プログラム)をダウンロードしない(アンロード)で、既にデバイスに書かれているプログラムをデバッグすることではないでしょうか。
以上
なるほどですね!ありがとうございました。
毎回、ダウンロード時に強制的にターゲットデバイス内のプログラムを
消すというのは、怖いのでこのような機能があると助かります。
e2studioを使っていたのですが、Hewを使うことになり、戸惑っている
毎日です・・・。
アンロードは「ロードした(読み込んだ)何かを破棄すること」です。
Hew であれば、「何か」は、プロジェクト、(オンデマンドの)コンポーネント、(ダウンロード)モジュールなどです。「デバッグメニューに」とありますから、多分、モジュールのアンロードのことでしょう。
Hew のマニュアルにも記載がありますが、
17.1.5.6 モジュールをアンロードするダウンロードしたモジュールを手動でアンロードします。 モジュールをアンロードすると、そのモジュールのシンボルは、High-performance Embedded Workshopデバッ ギングシステムからなくなりますが、ターゲットのメモリ内容は変更しません。一度アンロードしたモジュー ルは、再度ロードするまでデバッグすることはできません。
です。念のため。
ありがとうございます!
ダウンロードがターゲットデバイスのプログラムを上書き、アンロードがプログラムの破棄。
という認識であっていますでしょうか?ちなみに、ターゲットデバイス内のプログラムを
ホストPC側にアップロード読み込みすることはできないのでしょうか?
普通にマイコンソフトを開発している場合は旧バイナリを再生成できるソースコードなり開発環境一式なりがあるわけなので、基板実装済みマイコンの中からプログラムを引き上げるなんて行動はしなくて済むはずです。基板実装済みマイコンからプログラムを引き上げる行為はいわばリバースエンジニアリングですから、自社開発したブツに対しては要らないのでは?
ウチで Hew を使っていたのは SH2 の時代。開発者は真に In Circut Emulator である E200F を使っていて「マイコン」は基板に載せていませんでした(生産向けマイコン側にはデバッグ機能が一切無かったり)
SCI ブートモードでは、セキュリティコード無効でプログラム開発してあると「ブートモードでPCと接続すると自動的に現マイコン内容を消去する」ように作ってあります(リバースエンジニアリング防止対策)セキュリティコードを有効化していれば RFP/FDT でブートモード接続してマイコン内容を読み出せます。
真にやりたいことが「バージョン不明なマイコンがあってそのマイコンからプログラムを吸い出す」のであれば Hew の出番はありません。 RFP/FDT でやってください。既に書いたように「引き上げることができるようプログラムが作ってある」ことが大前提です。
ありがとうございます!大変に勉強になります。
バージョン不明なマイコンボードを再利用して、別のプログラムに上書きしたい場合、
セキュリティコードが不明の場合は、プログラムの消去すらできないのですかね?
いまだにマイコンが何なのか書かれていませんので正確さを欠きますが Yes そのための‘ブートモードセキュリティコードです。セキュリティコードに特定の値を含めると SCI BOOT セキュリティコード不一致数回で全消去、機器としては完全に破損状態になる、なんてこともできるものもありますがいかんせんマイコン不明では何とも。
基板上のマイコンチップはどうでもよくてマイコン以外の部品/基板を再利用したいということなら、ブロワーでマイコンはがして新品を手はんだしてください(TQFP だと可能ですが BGA だと無理)。
ありがとうございます。
マイコンは、R8Cです。SCI BOOTで全消去できそうですかね?
ええと M.hero 氏が「真にやりたいこと」「真に知りたいこと」が何なのか、オイラにはいまだにわからないので質疑応答が長引いています。既存マイコン内部のソフトを、消したいのですか? 消したくないのですか? Hew を使ってデバッグがしたいのですか? それ以外なのですか? そういう一番重要なことは最初の発言の時点で書いてください。
R8C はウチではメインに使っていなかったので、よくわからないです。テクニカルマニュアルを探しても、もう削除されているっぽい。でもまあ H8/SH/RX と同等であるなら
・ SCI BOOT モードに入れるような回路設計が必要
・ SCI BOOT 専用ピンに通信回路が必要
・ SCI BOOT モードで実際 PC と接続成功したらその時点で全消去済み
となっていることでしょう。ですがピン数の少ないマイコンだとそもそも SCI BOOT に入れるように回路設計 [されていない/できない] ことは多々あります。その辺はオイラたち外野では知るすべもないので、頑張って回路図・ソフトを読み取ってください。
ありがとうございます!頑張ります。